雪崩れゆく光彩 まほらのまぼろし

雪崩れゆく光彩

雪崩れていく
怒涛のような
出来事の数々

 

飲み込まれて
押し戻されて
引寄せられて

 

無に帰してた
不敗の根源が
荼毘する日に

 

薄皮を剥いて
快哉をもって
淘汰されてく

 

夜明けの刻に
誕生した赤児
祝杯が上がる

 

太陽は東の空
死出は北の地
航海は南の海
終焉は西の山

 

光彩を浴びて
一瞬を超えて
暗影を解して
永遠を賭して

 

雪崩れていく
怒涛のような
出来事の数々

 

溢れ出ていく
感情の渦巻き
溶け出ていく
肢体の遠巻き

 

熱望すること
絶望すること
期待をもって
諦観をもって

 

成し得ること
選び取ること
感じ取ること
達し得ること

 

不可避の交配
小々波の光彩
可視化の降灰

 

絶縁の涯から
堕ちゆく光を
抱擁の破片に
反転させてく

 

光彩を浴びて
一瞬を超えて
永遠を抱えて
愛を手にする


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