期待という名の欲望 まほらのまぼろし

期待という名の欲望

いつからなのだろう
期待するようになったのは

 

何も考えず、何も求めず
好きなことを好きといい
嫌いなものを嫌いといい

 

そんな日常は大人になると
嘘のようになくなってしまう

 

好きなことを我慢して
嫌いなものも我慢して

 

日常は味も素っ気もない
雑味に帯びた曖昧な世界

 

純粋な想いは輝きをなくす
夢や希望は打ち捨てられる

 

一直線に伸びた運命という道
一定の秩序に基づいた既定路線

 

人は終わりをみるからこそ
非日常を夢見るのかもしれない

 

道が定まっていたとしても
越えられない壁があったとしても

 

そこには一縷の期待が潜んでいる
諦めとともにある期待という感情

 

期待は期待で終わるかもしれない
現実は変えられないのかもしれない

 

それでも人は期待をしてしまう

 

欲望をもつことはいけないだろうか
期待をすることはいけないだろうか

 

僕たちはつい理由を探してしまう
理由なんて本当は必要ないのに

 

いけないことなんてどこにもない

 

期待をすることも
欲望をもつことも

 

どちらもいけないことではない

 

誰にも感情を止めることはできない
誰もあなたを否定することはできない

 

だから好きにすればいいんだよ
思うがままに感じてしまえばいいんだ


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カテゴリー: Life