美しく聳え立つ
砂上の楼閣
遠目で眺めていた
あの頃が懐かしい
眼前にある光景は
恐怖すら感じる
美しすぎるものに
特有の畏怖がある
憧れは憧れで終わる
遠目で眺めていた
あの頃が良かった
巻き戻せない現実
修復できない関係
砂上の楼閣
完成されたものは
介入すらできない
すべてを終わらせる
砂の城を壊すこと
破壊して消滅させる
悲しくても
泣きたくても
打ち壊すしかない
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恥ずかしながら…少し前までは詩人といえば銀色夏生さんくらいしか知りませんでした。
最近はそれではまずいと思い、他の詩人さんも読むようにしています。
好きな詩人…谷川俊太郎、長田弘、加島祥造、茨木のり子などなど。詳しいプロフィール