はじめから
知っていた
だから
怖かった
あなたと
出会うことが
すべてで
それ以外のことは
あっても
なくても
どうでも良かった
はじめから
知っていた
だから
怖かった
あなたと
出会うことが
すべてで
それ以外のことは
あっても
なくても
どうでも良かった
明けないで欲しい
たしか
そう言ったはずだ
明けてしまえば
すべて
終わってしまう
だから
明けないで欲しい
夢でもいいから
まだここにいたい
このぬくもりを
感じていたいんだ
願うことと
祈ることは違う
祈ることだけが
僕にできる
たったひとつのこと
祈ることは
愛に近い
欲情とは
ほど遠いからこそ
すべてが
うまくいくのだ
僕ができること
それは
祈りを捧げること
君がしあわせを
ただただ
祈り続けるのだ
言葉なんていらない
感じることが
できればいい
お互いが
心地よければいい
それが
すべてなような
気がするんだ
想いをこめて
愛をこめて
側にいることが
大切なんだって
そう思うんだ
青い吐息
空の青に
紛れてしまう
雑踏に
溶けてしまう
吐息も
悲鳴も
渇望も
この都会では
すべて同じなんだ
誰も
見分けてくれない
誰も
気づいてくれない
青い吐息は
孤独なんだ
雑踏に
紛れることなく
孤独なんだ
嘘みたい
嘘みたいな
光景が
ここにある
安心できる人
心地よい空間
大切な時間
すべてが
嘘みたいで
嘘ではない
本当の時間
緑も
空気も
風も
人々も
すべてが
心地よい
恋する
気持ちが
私を
開放させる