顔を上げると
ピンクのバラさんが
すらりと背伸び
まるで
僕の奥さんみたいだ
美しいねって
言葉をかけてあげる
美しいバラと
澄み渡る空の青が
心の栄養になる
顔を上げると
ピンクのバラさんが
すらりと背伸び
まるで
僕の奥さんみたいだ
美しいねって
言葉をかけてあげる
美しいバラと
澄み渡る空の青が
心の栄養になる
止まること
そこに止まること
選べないからではない
止まることを
選んでしまったのだ
君はここにはいない
君はここにいないのだ
美しいときは
ここではないところ
心の中にだけ
悲しくも存在するのだ
うつくしい
光がきらめいて
うつくしい
そのきらめきは
影があるからこそ
よりうつくしさを
際だたせるのだ
僕は君にとっての
影になることが
できるだろうか
美しいもの
それは
永遠には
続かない
あたたかい
光のもとで
素直さを
取り戻す
美しさを
取り戻す
愛を
取り戻す
美しい
だから何?
常に
美しい訳じゃない
たまには
こんな私も
出てくるの
掛け値なしに
あなたは
うつくしい
掛け値なしに
あなたは
すばらしい
だから
あなたを
好きになった
けれども
結局は
近寄ることも
触れることも
できなかった