ここにいるだけで
何かが変わる
今の自分ではない
過去の自分に
なれるような気がする
古都であることの
意味というものを
うっすらと感じつつ
何かを思い出そうとする
それは愛なのか
それとも苦なのか
ここにいるだけで
何かが変わる
今の自分ではない
過去の自分に
なれるような気がする
古都であることの
意味というものを
うっすらと感じつつ
何かを思い出そうとする
それは愛なのか
それとも苦なのか
もっと
もっとたくさんって
君は言うよね
当たり前のように
もっとと要求する
それは愛なのかな?
それとも意地悪かな?
どっちでもいいけど
君の本心が聞きたい
そう思うときがある
知って
どうするんだろうね
どうもしないのかな
知ったとしても
何も変わらない
そんな気がする
願うことと
祈ることは違う
祈ることだけが
僕にできる
たったひとつのこと
祈ることは
愛に近い
欲情とは
ほど遠いからこそ
すべてが
うまくいくのだ
僕ができること
それは
祈りを捧げること
君がしあわせを
ただただ
祈り続けるのだ
祈りを捧げる
それは
ささやかな抵抗
友情は遠ざける
愛情だけを残す
可能な限り
全力で走り続ける
祈りを捧げる
僕は僕だけが
できることをする
言葉なんていらない
感じることが
できればいい
お互いが
心地よければいい
それが
すべてなような
気がするんだ
想いをこめて
愛をこめて
側にいることが
大切なんだって
そう思うんだ
愛だとか
好きだとか
付き合うとか
付き合わないとか
そこには何か
意味があるのだろうか
言葉での制約
相手との契約
だとすれば
ほんとうはどれも
いらないような
気がするんだ
抱き締められる
見つめられる
その視線よりも
たしかな
ぬくもりが欲しい
暖かくなるだけの
温度が欲しい
エゴだっていいの
愛がなくたっていいの
今だけでいい
今だからいい
ただ
抱き締めて欲しいの