吐きだしてしまえば
いいのかもしれない
あてどもない想いも
終わりが見えない恋も
捕らえられて
縛られてしまった
その想いと恋は
受け入れるしかない
認めてあげるしかない
そうやって
折り合いをつけて
受け入れることで
はじめて恋は形を
変えるのかもしれない
吐きだしてしまえば
いいのかもしれない
あてどもない想いも
終わりが見えない恋も
捕らえられて
縛られてしまった
その想いと恋は
受け入れるしかない
認めてあげるしかない
そうやって
折り合いをつけて
受け入れることで
はじめて恋は形を
変えるのかもしれない
終わりはない
それははじめから
知っていたことだった
だからこそ
終わりにしたい
そんな欲求に駆られる
終わりがないことは
安定であっても
極上の恋愛からは
ほど遠くて悲しくなる
終わりが滲み出てこそ
恋は極上のエッセンスを
醸し出すのではないか
その魅惑的な香りを
嗅ぎたいといったら
君はどんな顔をするのか
楽しいのは
恋をしている
瞬間だけなんだ
それは
片思いでも
両思いでも
変わらない
浮かれるように
恋は人を変える
でも
恋が醒めたら
どん底に沈む
見える景色も
荒涼として
味気なくなる
恋って
不思議だね
あると
ないとでは
見える世界が
全然違うんだ
答えはあるのか
方程式のように
正しい値を
入れることで
正解を
導きだすことは
できるのだろうか
恋にも
方程式があれば
いいのに
悩んでも
考えても
答えがわからない
だから
恋は苦しくて
挑みたくなる
視線をはずすと
一瞬だけど
恋という
魔法が解ける
解けてしまう
いや
溶けてしまいたい
そんな瞬間なんて
邪魔なんだから
いつでも
どこでも
醒めないくらいの
恋に溺れて
その恋の中に
溶けてしまいたい
見つめること
それは一瞬だけど
永遠だってこと
知っていた?
恋をすると
誰だって
詩人になれるんだよ
私は
永遠の詩人で
いられるかな?
あなたに
ずっと
恋をしていたいな
夏の扉を
開けると
そこには
夏の空気だけが
存在していた
濃密で
かすかに
甘い匂いのする
夏の空間
夏の色恋