緑も
空気も
風も
人々も
すべてが
心地よい
恋する
気持ちが
私を
開放させる
緑も
空気も
風も
人々も
すべてが
心地よい
恋する
気持ちが
私を
開放させる
思わず
声を出してしまう
この空を見て
この風を感じて
この匂いを嗅いで
五感が
あの頃の記憶に
触れるんだ
だから
思わず
声が出てしまった
春から
初夏へと
季節は変わる
僕らは
どんな風に
変わるのだろうか
僕らは
どの季節へ
移るのだろうか
華やかに
桃色が
艶やかに
花弁が
密やかに
風音が
揺れて
棚引いている
あぁ
溜め息とも
吐息ともつかない
この息づかい
桜の
花びらとともに
風に舞って
消えてしまう
あぁ
あなたに
気付いて欲しい
この息づかいを
都会の喧騒を
忘れて
太陽の光
木々の緑
そよぐ風を
感じてみる
あなたとともに
過ごす
朝の
カフェテラスが
大好きだ