今ここに
本物の
君がいて
本物の
笑顔が
あったら
うれしくて
卒倒してしまう
かもしれない
今ここに
本物の
君がいて
本物の
笑顔が
あったら
うれしくて
卒倒してしまう
かもしれない
どんな笑顔も
この空の
透明な青さに
消えてしまう
僕の魔法は
わずかな時間しか
効力を
発揮できない
君がいない
ここにいない
それでも
すぐに
君の笑顔が
思い描けてしまう
笑っている
君の顔が
忘れられない
いつも
飛びきりの
笑顔なんだ
いっそのこと
雨が降れば
いいのに
こういうときに
限って
降りやしない
この
中途半端さが
僕を
苦しめる
どん詰まり
そう感じたら
僕の心にまで
雨雲が
やってきた
そっぽをむく
おこったふり
というか
すねたふり
というか
そんなすがたも
かわいいって
そんなやりとりも
たのしいって