吐きだしてしまえば
いいのかもしれない
あてどもない想いも
終わりが見えない恋も
捕らえられて
縛られてしまった
その想いと恋は
受け入れるしかない
認めてあげるしかない
そうやって
折り合いをつけて
受け入れることで
はじめて恋は形を
変えるのかもしれない
吐きだしてしまえば
いいのかもしれない
あてどもない想いも
終わりが見えない恋も
捕らえられて
縛られてしまった
その想いと恋は
受け入れるしかない
認めてあげるしかない
そうやって
折り合いをつけて
受け入れることで
はじめて恋は形を
変えるのかもしれない
ここは入り口
ここは出口
決めるのは
僕なんだろう
どちらでもいい
どう始まっても
どう終わってもいい
だとしたら
僕はどうするのか
始めることも
終わらせることも
どちらも均等に
過不足なく
起こるだけなのに
終わりはない
それははじめから
知っていたことだった
だからこそ
終わりにしたい
そんな欲求に駆られる
終わりがないことは
安定であっても
極上の恋愛からは
ほど遠くて悲しくなる
終わりが滲み出てこそ
恋は極上のエッセンスを
醸し出すのではないか
その魅惑的な香りを
嗅ぎたいといったら
君はどんな顔をするのか
誤解ではない
言い訳もできない
でも
終わりにはしたくない
誓いとか
覚悟とか
そんなことすら
できないのだ
何ができるのだろう
繋ぐことは可能なのか
微かな関係でいいんだ
視線が合うとか
挨拶をするとか
そんな些細な
関係でもいいんだ
もうすべてが
終わりでもよくて
これ以上
二人の関係が
続くことなんか
考えもつかなかった
終わりは
成就とは
限らない
永遠は
時に
残酷で
愛は
しばしば
当惑である
このままでいい
このままでいたい
終わりがない
出口が見えない
このままの
ふたりでいたい