過去と未来

鮮やかであるほど

朱色というものは

目に焼きついてしまう

それはあのときの

記憶と直結するのだろうか

過去と未来を結ぶもの

それがあるのなら

どんなことをしてでも

手にするであろう

禁忌も 大罪も

些末なことでしかない

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