今年も
この場所に
来たんだね
二人の
恒例の行事
二人だけの
花見の時間
今年も
この場所に
来たんだね
二人の
恒例の行事
二人だけの
知っている
なんとなく
あなたに言われると
見透かされているようで
怖くて不安な気持ちになる
どうして
花なんて
くれんだろう
あの人は
私の気持ち
知らないはずなのに
君の住む町を
探す
君の家を
探す
こんなときでも
僕は君を
探してしまう
じらす
熱い視線よりも
愛してるの
一言が
大切なときがある
一人でも
大丈夫と
言われているようで
淋しかった
こんなにも
晴れているのに
心は空漠として
今にも
雨が降りそうだった
けんかしたことも
喚いたことも
泣いたことも
走ってすべて
忘れてやる