
美しく
ただ
そこにあること
それだけが
真実

愛が始まる
真っ白い
キャンバスに
僕らの
愛を
描いていく

神聖な
気持ちなど
抜きにして
拝みたくなる
三百年も
ここにいる
松に
拝みたくなる

どこまでも
相手に
してもらえない
どこまでも
あなたとの
関係は
平行線なのだ

そっぽを
向かれるだけで
悲しい
あなたの
視線の先には
私は
いないのだから

不器用なほどに
まっすぐに
不器用だけど
まっすぐに
あなただけを
見つめている

倒れそうになる
ちょっとした
力の加減で
私は
どちらにも
倒れてしまう