震える
喚起されること
呼び覚ますこと
その余韻は
心地よくて
行きたくて
震える
得も言われぬ
あの感触に
埋もれたくなる
震える
喚起されること
呼び覚ますこと
その余韻は
心地よくて
行きたくて
震える
得も言われぬ
あの感触に
埋もれたくなる
ふっと
空を見上げる
何気ないことで
あのときが
呼び起こされる
不思議
あそこには
行けないのに
思いだけは
自由自在なんだね
視線をはずすと
一瞬だけど
恋という
魔法が解ける
解けてしまう
いや
溶けてしまいたい
そんな瞬間なんて
邪魔なんだから
いつでも
どこでも
醒めないくらいの
恋に溺れて
その恋の中に
溶けてしまいたい
見つめること
それは一瞬だけど
永遠だってこと
知っていた?
恋をすると
誰だって
詩人になれるんだよ
私は
永遠の詩人で
いられるかな?
あなたに
ずっと
恋をしていたいな
何がいいって
何でもないから
いいんだよ
いつもと同じもの
いつもと同じ人
いつも通りのこと
それがいいんだよ
何でもないことが
最高にいとしいんだ
嘘みたい
嘘みたいな
光景が
ここにある
安心できる人
心地よい空間
大切な時間
すべてが
嘘みたいで
嘘ではない
本当の時間
諦めないこと
諦めること
どちらが
潔いのだろうか
諦めなければ
見つけることが
できるのだろうか
諦めたら
くすぶった心が
晴れるのだろうか
わからない
考えれば
考えるほど
わからなくなる