明るくて
まぶしいくらいの
光とは違って
僕は
たよりない
たよれるような
明かりも
あったかさも
持っていない
僕が
君にできること
それが何かを
知りたいんだ
明るくて
まぶしいくらいの
光とは違って
僕は
たよりない
たよれるような
明かりも
あったかさも
持っていない
僕が
君にできること
それが何かを
知りたいんだ
君から
逃れるように
上を向いて
空を見上げた
吸いこまれる
空の青い色
緑の葉ずれ
一瞬だけど
何をしてるとか
どこにいるとか
忘れてしまう
まぶしかった
まぶしくて
目を開けることが
できなかった
怖かった
怖くて
目を開けることが
できなかった
君がまぶしくて
直視することが
できなかった
堂々巡りだ
だって
結論は
決まってる
どんなに
寂しくても
行くあてがない
と思っていても
待つ人が
いなくても…。
帰る場所は
ひとつしかない
帰っても
待つ人はいない
そう思うだけで
胸はくしゃっと
潰れてしまう
もうあそこには
誰もいないんだ
ただまっすぐ
帰るだけ
予定なんてない
誘う相手もいない
行くあてもない
何にもないんだ
悲しいくらい
何にもないんだ
今まで
気づかなくて
ごめんね
君を
無視してた
わけじゃないんだ
ずっと
ここではない所を
見ていたんだ