誤解ではない
言い訳もできない
でも
終わりにはしたくない
誓いとか
覚悟とか
そんなことすら
できないのだ
何ができるのだろう
繋ぐことは可能なのか
微かな関係でいいんだ
視線が合うとか
挨拶をするとか
そんな些細な
関係でもいいんだ
誤解ではない
言い訳もできない
でも
終わりにはしたくない
誓いとか
覚悟とか
そんなことすら
できないのだ
何ができるのだろう
繋ぐことは可能なのか
微かな関係でいいんだ
視線が合うとか
挨拶をするとか
そんな些細な
関係でもいいんだ
うっすらと
気づいていたこと
こんなにも
苦しくさせるとは
思っていなかった
何もないこと
何もできないこと
だから
僕たちの関係は
始まることはない
けれど
終わることもない
それは
微かではあるけど
幸福な瞬間であった
明けないで欲しい
たしか
そう言ったはずだ
明けてしまえば
すべて
終わってしまう
だから
明けないで欲しい
夢でもいいから
まだここにいたい
このぬくもりを
感じていたいんだ
願うことと
祈ることは違う
祈ることだけが
僕にできる
たったひとつのこと
祈ることは
愛に近い
欲情とは
ほど遠いからこそ
すべてが
うまくいくのだ
僕ができること
それは
祈りを捧げること
君がしあわせを
ただただ
祈り続けるのだ
祈りを捧げる
それは
ささやかな抵抗
友情は遠ざける
愛情だけを残す
可能な限り
全力で走り続ける
祈りを捧げる
僕は僕だけが
できることをする
言葉なんていらない
感じることが
できればいい
お互いが
心地よければいい
それが
すべてなような
気がするんだ
想いをこめて
愛をこめて
側にいることが
大切なんだって
そう思うんだ
愛だとか
好きだとか
付き合うとか
付き合わないとか
そこには何か
意味があるのだろうか
言葉での制約
相手との契約
だとすれば
ほんとうはどれも
いらないような
気がするんだ